【北京共同】新型コロナウイルスによる肺炎(COVID19)の感染が拡大している中国の習近平政権が首都・北京市での流行阻止に全力を挙げている。2千万人余りの人口を抱える同市の感染は危険水域に近づいており、帰省先から戻る人に14日間の経過観察を義務付ける異例の措置に踏み切った。政治日程や経済活動への打撃を最小限に抑えるため、“首都防衛”を最重要視する姿勢を鮮明にした。
北京市の感染者は14日までに372人に上っている。日本外務省によると、同市の1万人当たりの感染者数は13日時点で0.17人。日本政府が滞在歴のある外国人の入国を拒否した浙江省の0.2人に迫る。
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Source : 国内 – Yahoo!ニュース